ベトナム人が愛するヤギ肉
ベトナム語で「De」と表記された看板の食堂をよく見かけます。
ローカルエリアに入れば、それだけ多くのこの食堂を目にすることになりますが、こちらは「ヤギ肉食堂」です。
日本人からすると、肉といえば「牛、豚、鶏」が定番ですね。
しかし、ベトナム人からすると、「豚、鶏、アヒル、ヤギ」となります。
定番の肉から牛が外れる理由はとても簡単。
ベトナム産の肉は高い割りに硬くてまずいからです。
一方、ヤギ肉は食卓に並ぶ料理ではなく、まずほとんどのベトナム人は食堂で食べます。
ヤギ肉の楽しみ方
ヤギ肉の基本の食べ方は、鉄板で焼肉にするか、フライパンで野菜と一緒に炒めるか、鍋にするかです。
おすすめはもちろん焼肉。
食堂によって風味や食感が異なりますので、おいしいと評判のいい食堂は毎夜多くの現地人で賑わいます。
ヤギ肉を食べる際に気をつけていただきたいのは、1、「つけダレは豆腐を発酵させた一種類のみ」、2、「冷たい水やお茶はあまりおすすめされない」ということです。
つけダレに関しては、不思議とどこの食堂もまず間違いなく同じ豆腐の発酵タレです。
匂いも味もクセがあるため、受け付けられないという方も多いですが、食べなれると病みつきになります(笑)
ちなみに、「他のつけダレはないのか?」と訊ねたら、「他になにがあるんだ!」と聞き返されてしまいました……。
また、ベトナム人の間では、ヤギ肉を食べるときは冷たいお茶や水を飲むことは、あまりよしとされません。
お腹を壊しやすいかなとも思いますが、こちらも真偽の程は不透明。
ヤギ肉の食べ方は、そのまま食べてもいいですし、スターフルーツや香草と一緒に食べてもおいしくいただけます。
またライスペーパーにくるんで春巻き風にするのもいいですし、ライスペーパーを焼いて膨らませたおせんべいにのせて食べるのも一般的です。
ヤギ肉のおいしい部位
メニューにのっているヤギ肉の部位は、不思議と二種類。
「乳房」と「それ以外」です。
ヤギ肉を食べるほとんどの方は、この乳房肉を食べます。
これがコリコリとしながら肉の食感もしっかりとあっておいしいんですね。
その他にはヤギの脳みそや、脊髄などもあります。
こちらは珍味となり、しっかりと蒸してはありますが、危ないと感じたら避けるのが無難です。
しかし、白子好きな方は是非試食していただきたい一品ですね。
ちなみに、絶対に食べてはいけないものが「ヤギの血の塊」です。
よくメニューにあって、中年のおじさん連中が酒の肴に頼むのですが、ぶっちゃげ死人もでています。
仮に彼らに薦められても断ってください。
ヤギ肉料理は、観光客が決まって訪れるような洒落たレストランにはありません。
あくまでもローカル料理となりますので、食べたい方はタクシーの運転手さんに「ヤギ肉屋へ連れて行け」と言って下さい。
(管理人へのご連絡は不要です)







